編入学基礎Ⅰ(2単位)

文系編入ラストスパート...!!!

中央大学経済学部 合格体験記

こんにちは。この投稿自体に果たして需要があるのか、不安になりながら記事を書いております、ε(@torotorohoshu)です。最後にこの記事の修正を行ったところ、だいぶ長めになってしまいましたので自己紹介等は割愛させていただきます<(_ _)>

 

私が中央大学経済学部への受験を考えた際に、ネットに転がっている情報がかなり少なく、2ch(もう5chですが...)やだいぶ前に受験した方のブログを必死で探していたこともあり、将来の受験生のためにもここで情報を一旦更新しておく必要があるのではないかと思い投稿致しました。

 

現在、難関国立大学編入学に固執しているわけではなく、「今いる環境を変えたい!」と考えてこのページをご覧くださった方は中央大学経済学部受験をオススメします!

 

「なんで中央?www」と突っ込まれそうですが、

・毎年合格者を約30人程度取る(記事中盤にリンク有)

・MARCH以上の大学に在籍する学生が受験することがほぼない

といったことがまず挙げられます。また、

・英語の独自問題の対策が必要であるため、本命の大学の対策をする時間が削られ、

他の旧帝大経済学部編入試験と受験日程が連続する、といったデメリットが存在し、編入志望者の上位層がほぼ受験を回避するのではないかと推測しました。私は受験生時代に中央大法学部と商学部に落ちたのでリベンジのような感じで受験しましたが。。。

2017年のスケジュールを振り返ると、

 

11/1(水)中央大学経済

11/2(木)名古屋大学経済

11/3(金)神戸大学経済・経営

 

となり、この3つを全て受験した猛者がいたかどうかは謎ですが、難関国立大志望者にとっては滑り止めとしても優先度が下がりますし、中央大学多摩キャンパスは如何せんアクセスが悪いため、新幹線の駅(どの駅が一番近いかな・・?)に出るにも時間はかかり、羽田空港に至っては2時間は平気でかかります。名古屋・神戸に移動するにも試験前に疲労がかなり蓄積することは容易に想像できます。これは避けるでしょう。相当体力に自信があるなら話は別ですが。

 

ですので、私のようにTOEICの点が思うように伸びなかった場合は(ちなみに私は665点でした...)中央大学も受験校の選択肢の1つとして含めていただけると嬉しいです。

 (TOEICスコア提出のある北大、横国大、埼大に落ちた私にとって中央は救いでした...w)

 

前置きが長くなりました。さっさと試験について書きますのでどうか最後までご覧ください。(土下座)

 

試験は英語(60分、100点)と、小論文(60分、100点)の2科目となっております。

試験会場は多摩モノレールの中央大学・明星大学駅から10分以上歩いたところにある大教室棟にあるので時間に余裕を持って会場へ向かいました、それでもかなり受験生がたむろしてました(ほとんど編入予備校っぽいオリジナルテキストを持っていて、市販テキストを眺めていた僕は少しアウェイな雰囲気を感じましたが、独学勢よ、そこで怯んではいけない・・・!)

 

まず、英語についての概要をつらつらと書いていきたいと思います。私は編入予備校に通っていなかったため(通う金も時間もなく、地理的に無理だった)、受験前は2017年度試験の問題しか持っておりませんでした。2018年度も出題形式は変わらず、以下の通りです。

 

・設問形式

試験時間:60分

大問Ⅰ 長文読解1(和訳×2問、空欄補充、内容合致TF問題)→35点

大問Ⅱ 長文読解2(和訳×2問、空欄補充、内容合致TF問題)→35点

大問Ⅲ 文法4択問題(計5問、TOEIC R Part5と酷似)10点(5×2点)

大問Ⅳ 文法整序問題(計5問、不要な語句は含まれない)→10点(5×2点)

大問Ⅴ 英訳(1問)→10点

 

2017年度入学試験は大問Ⅰが英国のEU離脱(Brexit)に関連する文章、大問ⅡはThe Economist 紙の記事で、言語に関する文章が出題されました。

(私が実際に受験した)2018年度入学試験も、大問Ⅰが東日本大震災後の海洋に関する文章、大問Ⅱが人間どうしの力関係に関する文章であったことから、経済にほぼ無関係な文章の出題が多いことがわかります。(それ以前の問題については情報が無いので何とも言えない・・・)

 

長文読解においては、他大学受験のためにTOEIC対策している方であれば、解答スピードを求められるTOEICよりもだいぶ余裕があると感じるのではないでしょうか。文中の空欄補充はTOEICのPart 6 に似ています。 

 

◎過去問について*1

 

基本的には、英語は、「TOEIC対策+α」 で対応可能です。TOEICについては私よりもスコアの高い編入ブロガーの方々の勉強法を参考にすることをオススメします。(TOEIC低スコアぼくに編入界隈の人権は付与されないのである・・・(´・ω・`) 

 

「TOEICのリスニングの勉強をやりたいけど、スマホにリスニング音源を入れるとどうも集中できない。他のアプリを開いてしまう」と感じている方がいらっしゃれば、私がやっていた以下の方法をぜひ参考にしてください。

先に言っておきますが、私は、大学受験界において日本史で(金谷先生や伊藤先生に次いで・・・?)著名な石川先生(河○塾、実況中継でおなじみ)のやり方をパクリました。とにかく軍資金が無く、iPod touch第4世代が文鎮と化してしまったため、リスニング用にブックオフで1500円のDSiを購入し、SDカードにリスニング音源を入れ、それを持ち歩いて大学の講義中に聴いていたりしました(端から見ればクズ学生...)。

中古でも電池持ちが良かったので重宝していました。時々ソフトを突っ込んで遊んでたのは内緒。

 

話が脱線しまくりましたが、英語の対策が必須な「+α」の部分について説明します。

長文2題の和訳部分ですが、和訳の問題が大問Ⅰ、Ⅱでそれぞれ2問出題されます。

1問で配点が10点のため、

和訳だけで10点×2問×2題(→大問Ⅰ、Ⅱ)で英語の100点満点中40点を占めています。そのため、和訳でいかに点を取るかがカギとなります。

 

この問題に対処するためには(文脈から分からない単語を類推する力を含む)語彙力が求められ、かつ、文法に即した英文解釈を行う必要があるので、私は

・英文解釈

・難単語が多めの単語帳

を使用しました。見返すと、「あれ?ナニイッテンダコイツ?」と思うような解答をしていたので、あまり自信はないです。参考書について書き始めたらかなり長くなってしまったためここでは割愛します。使用した参考書の詳細については私のstudyplus↓

bit.ly

の「本棚」のところから、「勉強中」を見ていただけると、私が使っていたものが全部出てきますので、よろしければそちらをチェックしてください。質問がありましたらstudyplusでもTwitterでもコメントでも良いのでご連絡ください。

 

英語についての参考書をまとめると

・TOEIC対策本

・英文解釈

・単語帳

・整序問題

・英訳

の5点になります。

 

と偉そうに言ってはみたものの、英訳は何も対策しませんでした。(_ _)

英訳は最悪捨てようと思っていたのですが、何とか試験本番中に捻り出し、「文法やスペルミスで減点されないように」と注意深く中学生レベルの単語を使って書いた覚えがあります。。

 

 解く順番は、私はⅢ(文法4択)→Ⅳ(文法並べ替え)→Ⅴ(英訳)を10分程度で済ませ(英訳はできるところまで構想を練る)、残りの時間を長文2題に充て、見直しの時間に英訳を手直しする、といった要領でこなしました。和訳だけで(見直しや修正含めて)25分近く使った記憶があるので、とにかく和訳に時間を回せるように時間管理したほうがいいです。。

 

ダラダラ書きましたが、英語は以上です。

 

次に、小論文についてざっくり説明します。

小論文は2問出題され、

経済および経済学の基礎知識(70点)

一般教養(30点 )

 

の2題を60分で解きます。どちらの小論文も、論述するテーマを2つの中から1つ選択して解答します。2018年度入学試験を受けた私は、

経済のほうでは「最低賃金が上昇した場合に労働者数・失業者数・GDP(もっとあったはず・・・)がどう変化するか、図を用いて説明せよ」という問いを選択して解答し、

一般教養では、「教育無償化について、自由に論述せよ」という問いを選択し、解答しました。ちょっと細かいところの記憶が曖昧ですが・・・

これまでは人工知能のメリット・デメリットを説明するような問題が出題されておりましたが、2018年度試験はどちらも経済学を使って答えられる問いだったので、そこに驚きました。  

 これだけは一応紹介しておこうと思い、リンクを貼りました(教授に媚び売ってるわけではありませんよw)

『マクロ経済学基礎講義』はここの教授の書いたテキストなのでかなりオススメです。らくらくシリーズなどの入門的なテキストがある程度進んだら、こちらに移行してみてはいかがでしょうか。このテキストの第9章 「日本経済とマクロ経済学」には、1980年代~2015年までの日本経済についての著者の論考が書かれており、この内容を頭に入れておくと、タイムリーな経済についての小論文(教育無償化、消費増税などなど・・・)を書くヒントになる思いますので、是非やっておくことをオススメします。

改訂されてから日が浅いのでまだ使えるはず・・・!

 

経済学者の田中秀臣先生もこのテキストをはてブで紹介されていましたので、リンクを貼っておきますね。一番下のリンクからは、浅田先生も参加されているトークイベントの動画(USTREAM)が見られます。

http://tanakahidetomi.hatenablog.com/entries/2016/06/07

http://tanakahidetomi.hatenablog.com/entries/2017/01/01

tanakahidetomi.hatenablog.com

 

「まだこのテキスト買ってないけど内容について見てみたい!」と思った方は、浅田先生が寄稿された解説記事(以下のリンク)をチェックしてみてください。

www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/opinion/20120501.html

www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20121220.html www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20160609.htm

www.sankei.com/politics/news/160714/plt1607140043-n1.html

 これらの他に、発言機会は少ないものの、YouTubeの討論番組にも参加されていました。(以下の動画は野田政権時代の予算案についてなので結構前の話になりますね)

www.youtube.com

 

リンクばかりになりましたが、話を元に戻します。

小論文は「過去問を500字程度で書けばいいかな」ってくらいにしか思っていなかったので、誰の添削も受けていません。予備校に行けるなら添削してもらったほうが良いと思いますが・・

実際の試験では、両面のB4用紙が1題につき1枚与えられます

私は経済のほうはグラフを書いて、x軸y軸や線分が何を意味するかを先に説明し、図から導かれる結果を示し、結論を書いて終了でした(B4片面半分ほど埋めた)。

教育無償化のほうは、裏の1/3までびっしり書きました。結局分量は関係なく、問われていることを簡潔に書けばそれで良いのだと思いました(他大学はしらんけど)。だいたい40分くらいで全て書き終わりました。その日は朝食を食べておらず、持参するはずだったウイダーを忘れていたので、早くご飯を食べたい・・・!とひたすら時計の針を眺めていました(ドアホがこちらに)。

図を書いて説明する問題は北大、横国でも見られたので、他大学の対策とともに理解を重ねていけばよいと思います。

 

あと、「新聞を読め!」とか言われるかもしれませんが、そんな時間あるなら公務員試験用の時事対策のテキストでもやっておいたほうがマシです。ある程度知識が付いてからなら良いのかもしれませんが。マジで時間の無駄。

ただ、GDPや消費者物価指数、失業率などの経済指標の数値、そしてそれらの推移をアタマに入れておくと小論文の説得力が大幅に増すので、こういった指標が発表された際には覚えておくとよいと思います。私はTwitterで産経、共同通信社、時事通信社、英語の勉強のために海外のFT紙などをリスト化して時間のあるときに見ていました。時々シェアしておりますが、ツイ廃なのでミュート推奨ですw

上記の経済指標など、各省庁のHPで公表しているデータを時間のあるときにチェックしておくと良いかもしれません。ただ、こういったデータは地味すぎて調べるのも手間がかかる場合もあるので、私に余裕があれば、編入後の生活とともにブログにリンクを貼っておくのもありかなと思っています。もし今後、記事に出来た場合はTwitterか何かでお知らせします。調べられる方は以下を参考にググってみてください。

・財政について     →財務省

・政府の施策について  →内閣府

・地方財政について   →総務省

・公共投資について   →国交省

・税について      →国税庁

・社会保障・福祉について→厚労省

 

そして進路ですが、編入生で大手食品メーカーに決まった方もいるらしく、私が受かった学科は公務員が他学科と比べて多いらしいです。なので、編入した後の生活次第なのかなと思います。まだ将来の話ですが。(私はまだ院進か民間かで悩んでいますが・・・)

ちなみに、得点の高い人から希望の学科に合格するので、出願時は好きな学科を選択すればよいと思います。経済学科と公共・環境経済学科の志望者が圧倒的多数です。2018年度入試は志願者数が116人でした(配布された座席表で確認しました)。

過去2年間の入試データは以下のリンクより見ることができます。

http://www.chuo-u.ac.jp/admission/faculties/data/pdf/special_2017_2016.pdf

これを見ると、志願者数は増加傾向にあり、合格者数はほぼ一定のため、倍率が上がり気味です。実質倍率は知りません。

また、デメリットというか面倒なのが、中大は、合格発表のあと約1週間で「在学中の大学の単位を認定してほしいなら講義の詳細が書いてあるものをまとめ、所定の用紙に記載し提出しろ!」と急かしてくるので、他大学の直前対策の貴重な時間をかなり削ってきます。もうちょい待ってくれてもよくない?焦りすぎやろ、と何度思ったことか。11月は経済編入試験のピークですからね・・・

単位認定上限は67単位、卒業に必要なのが133単位です。教養科目、語学、体育などについては一括認定され、在学中の大学でとった専門科目が一部認定されます。かつては語学を履修する必要があったらしいので、専門科目をより多く履修できるようになったことを考えれば、編入生の扱いが多少良くなったと言えるのかもしれません。まだ何単位認定されたのか分かりませんが。。。

 

 ダラダラと書いてきましたが一応このような感じになりました。このエントリーを判断材料の1つとして受験するかどうか、そして受験校をどうするか決めていただければ幸いです。個人で編入志望者向けに有料サービスをやっている方をたまにネット上で見かけますが、そういった方の意見「だけ」を鵜呑みにするのは推奨できません。小銭稼ぎをすることについての是非はどうでも良いのですが、彼らは編入予備校とは異なりプロではありませんからね、私と同じように。受験生にとっては「時間がモッタイナイ!」と思われるかもしれませんが、多様な意見・情報を集め、総合的に判断してください。自分の人生ですし。編入は、「参入するも自由!撤退するも自由!」という風に私は思っておりますので、あまり気負いせず学習を進めていってください。やっていくうちに他の目標が見つかる、なんてこともあるでしょうから。

最後に、私は、夏に北大に落ちた際に「編入試験の勉強をやめよう」と何度も思いましたが、今になって振り返ると、結局そこでやめなくて良かったと思っています。

 

拙い文章を最後まで読んでくださった方がいらっしゃれば、

・Twitter(@torotorohoshu)

・Studyplus↓

http://bit.ly/2nQCGaP

のフォロー、心よりお待ちしております(≧∀≦) 

 

追記(2018/6/1)

編入後について

〜単位認定〜

・42単位(外国語、体育、教養科目の卒業要件を全て満たす単位数)は一括認定 +専門科目(25単位まで)で、 最大67単位まで認定される。私は上限まで認定された。卒業には133単位以上必要。編入生は1年間で最大64単位まで履修可能。

・専門科目のうち、前在籍大学で取得した単位を読み替えられる場合もあるが、あまり期待できない。(前大学でミクロマクロ等の科目を履修したものの全く読み替えされず、必修科目を大量に取るはめに)

 

〜入学後の所感(2018-5月初旬段階)〜

山が近い。多摩の春は花粉症の人にとっておそらく地獄。キャンパスの周りに何もないのが残念。多摩センターまで出れば便利なんですけどね。 食堂が混みすぎて昼食難民になる。→YouTubeでステハゲさんの動画を見るとよく分かります。土曜しか座れません。マジで。 施設は良いのに混雑で台無しになってる感じが強いので、GW後に学生が減ることを期待。逆に私がサボり始めるかもしれませんがw

ゼミについては、2年次から始まっているため、在校生より選択肢がかなり少ない。年々減ってるという噂も(未確認情報)。 それでも16くらいのゼミが募集してましたが経営、地方創生系は選択肢に無かったので、この辺を専門的に学びたい方は要注意です。 ゼミに入らなくても卒論は必須ではなく、民間or公務員インターンなど"ゼミっぽい"講義はありますので、それほど心配する必要はないかと思われます。 ごく一部ですが大学構内の風景です↓

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募集要項はこちらです

www.chuo-u.ac.jp

 

記事担当者

ε(@torotorohoshu

 

 

 

*1:2018年度編入学試験の過去問については、6月以降にパンフレットとともに無料で送付するサービスを大学が行っておりますので、大学HP↓

特別入試(多様な入試制度)|特別入試(多様な入試制度)|入試情報|中央大学

から取り寄せてみるといいと思います。2017年度編入学試験の問題については、2018年2月時点では↑のリンクより無料で取り寄せできます。必要な方はお早めにどうぞ!