編入学基礎Ⅰ(2単位)

文系編入ラストスパート...!!!

神戸大学法学部、名古屋大学法学部 合格体験記

1、プロフィール

・産近甲龍(法)出身。

・神戸大(法)、関西大(法)、名古屋大(法)の三年次編入試験を受験し全て合格。

・第一志望だった神戸大(法)に編入学。現在、華の大学生活絶賛満喫中。

・現役(浪人、編入浪人、留年、一切してません)。

 

2、編入しようと思ったきっかけ

 元々在籍していた大学(この先、X大学と呼ぶことにする)が嫌いだったからです。何が嫌いだったかって?賑やかなキャンパスに、学生ののんびりした笑顔が溢れていて、定期試験はちょっとくらいサボっても単位くれて…そんなゆる〜い環境が私には合いませんでした。辞めたいって何度泣いたことか。

 とはいえ、なんとも不純な動機。しかし、これだけは言えます。編入したいという思いさえあれば細かいことはなんでもいいということです。志望理由書や面接用の編入の動機なんて、後からいくらでも作れます。だから、編入を諦めたりしないでくださいね。

 

3、編入生活について

(1)苦しかったこと

 編入生活において苦しかったことは、大別して4つあります。すなはち、①編入予備校での肩身の狭さ、②周囲からのプレッシャー、③親からのいやみ、④SNSの誘惑です。以下、各項目について順に詳しく述べます。

①編入予備校での肩身の狭さ

 最初に言っておきますが、編入予備校が嫌いとかそんな話ではないです。では、どういうものだったのか。

 私が編入予備校に通い始めたのは、1回生の2月のことでした。編入試験に合格するには、何を、どのように、どれくらい、勉強しなければならないのか見当もつかず、親にお願いして編入予備校に通わせてもらうことになりました。2月から4月の間は主に英語の勉強に励みました(勉強方法については後述します)。…とここまでは順調だったのですが、問題は4月からスタートした法学の講座です。私は運良く上のクラスで講座を受けることができました(クラス分けテストでボーダーラインの点数(汗))。第一回目の授業で自己紹介がありました。まずここで驚愕の事実を知ります。私以外の受講生全員の第一志望校が京大で(受講生は私を含め約10人)、かつ関関同立以上のレベルの高い大学に在籍中またはすでに卒業されてる方ばかりでした。授業中の議論(先生が当ててきます)でも、私はまともに答えられないのに、他の受講生は流暢に議論を進めていました。しかも席順は自由なのにど真ん中に座ってしまって(失態)、肩身が狭すぎとはこのことだと実感しました。第一回目の授業で既に「来る場所間違えた、受かる気しない(泣)」と、お先真っ暗状態でした。毎週「次の授業だけはちゃんと行こう」と自分を励まし、「このクラスで底辺の私だけど、できることを頑張ろう」と先生や受講生に明るく挨拶をすることだけは怠りませんでした。超健気だと思いませんか???(自分で言うな)

②周囲からのプレッシャー

 私は、高校時代の友人、X大学の友人にはもちろん、バイト先にも、「編入試験受けます」旨を宣言していました。私の性格上気持ちを隠すことが苦手ということもあり、宣言して頑張るしかありませんでした。バイト先には、「終わったら戻ってきてね、名札置いておくから。」と言ってもらいました。当然、多くの人に応援してもらうことは嬉しかったです。しかし、全部不合格だった時のことを考えると恐怖でしかありませんでした。まさに背水の陣で戦っていました。

③親からのいやみ

 これは、かなりきつかったですね。言われる度に号泣でした。私は3人兄弟の末っ子で、上二人はそこそこの大学を既に卒業しています。つまり学歴で言えば上二人は少なくとも私より頭が良いわけです(親の見解)。こうした状況の中で、私はどのような言われようをするのか想像つきますか?

 第一に、比べられ、「あんただけアホやな」と言われます。まぁここまでは、生まれてから約20年間、成功していく兄弟を埋まることのない年齢差越しに味わってきたのでどうってことありませんでしたし、事実だったので反論の余地がありませんでした。しかし、ひどいのはここから。

 第二に、「編入試験受けてもどうせどこも受からん」とか「あんたはアホやから無理やって(嘲笑)」とか言われました。笑えますよね、憎たらしいにも程がある。と、今なら軽く受け流せます。でも、あの時は、もうたまらなく悔しかったです。だって、勉強したとしても合格する保証なんてないので。ましてや編入予備校の受講生のレベルの高さを考えると、私が合格する可能性が低いことくらいわかっていたので。毎回号泣でした。ただ、「絶対に見返してやる」という気持ちだけはあって、「そっか私には無理か、諦めよう」とか思えるほど素直ではなかったみたいです(笑)あと、補足です。私には両親がいて、片方の親はいつも味方でいてくれました。唯一の救いでした。

④SNSの誘惑

 ちょうど夏休みの頃、ふとインスタを開きました。なんとそこには夢の世界が広がっていました。輝かしい笑顔、食欲をそそる食べ物。私の過ごす夏休みとはかけ離れていました。いいなぁ、が率直な感想でした。速攻アプリは削除しました。この方法結構使えるので是非。

 

(2)逆境をどう乗り越えたのか

 以上に述べた、いわゆる逆境を私はどう乗り越えることができたのか。

 勉強をする中で、いつも脳裏をよぎるのは「また受験に失敗したらどうしよう」という言葉でした。私はX大学に入学しましたが、X大学は第一志望校ではありませんでした。センター試験で点数が取れず国公立入試失敗、関関同立も全部落ちて、X大学しか合格しませんでした。私にとって受験は苦い思い出でした(X大学入学に際し、X大学に偏見を持っていたわけではないです。とりあえず入学してどんな場所か見てみようという気持ちでいました)。そんな中、予備校で先生や他の受講生には圧倒され、家では馬鹿にされ、背水の陣だし、同級生は大学生活楽しんでるし、本当に辛かったです。そうすると、どんどん気持ちが落ち込んできて、思うように勉強が進まなくなるし、何をやってもダメな気がしてきて、夜もぐっすり眠れない日々が続き、胃が痛い日もありました。

 こうした毎日の中で私を支えてくれたのは何だったのか。大別して3つあります。すなはち、①周囲の応援、②第一志望校に合格したいという気持ち、③思考転換です。

 まず①周囲の応援についてです。とりわけ説明しなくてもわかってもらえるだろうとは思いますが、少しだけ。前述のように、私は背水の陣で戦っていました。プレッシャーには苦しみましたが、その分、いやそれ以上に周囲の応援がありました。家族や友人からの励ましの言葉、編入予備校の先生方の熱いサポート。私が、しんどいな、と思っている日に友人がLINEくれたり、予備校の先生が美味しいスイーツ買ってきてくれたり、予備校の受講生が優しく話しかけてくれたり。人に恵まれているなと思いました。

 次に②第一志望校に合格したいという気持ちについてです。私は神戸大に合格したいという強い思いを持っていました。もちろん予備校の他の受講生の多くは第一志望が京大であり、神戸大は第三志望といった方が多かった印象です。その中で、私は神戸大が第一志望校。他の受講生が私より優秀であることを知っていてもなお、「どうせ勝てないし諦めよう」なんて一ミリも思いませんでした。そんなことを考える隙間もなく、私は神戸大に憧れていたのです!私がなぜここまで神戸大に憧れを抱いていたかは内緒です。第一志望校への思いは受験生によって様々であって、他人に理解を求めてもあまり意味ないです。どんな理由であれその思いを大切にして合格するまで絶やさないでほしいです。必ずあなたの原動力となります。

 最後に③思考転換についてです。これは私の中で画期的なアイデアだったと思います。私は編入生活の大半を「予備校の優秀な受講生に少しでも近づかなければ」とか「こんな優秀な答案私には到底書けない」とか「この優秀な受講生みたいに…」とか、予備校の受講生のことばっかり気にしていました。つまり、自分と他の優秀な受講生とを比較して、やっぱり私の方がレベル低いな、と実感して落ち込むことを繰り返していたのです。それで勉強がはかどるわけがない。勉強していても、何せ気持ちが後ろ向きだと成績は一向に伸びないし勉強にも身が入りません。

 ある日、私は思いました。「なんで勉強になるといつもこうなんだろう」と。先に述べましたが、高3の私は大学受験を失敗しています(落ちまくったという点で)。高3の私も同じことしていたのです。つまり、自分と周りの自分より賢い人とを比較して、落ち込む。しかし、似たような状況で私が自分と他人を比較しない場面があることを思い出したのです。

 何だと思いますか?答えは、部活動です。私は高校で体育会系の部活(いわゆる格闘技)に所属していました。年に数回大会があってそこで実力を競うというものです。これも受験と同じようにいわば個人戦。いつもの私なら、自分と他人を比べて落ち込む、やってしまってそうですよね。この時の私は違いました。部活で私と同期の部員は16名いましたが、誰かをライバル視することもなく、一番になってやりたいと思うこともなく、ただひたすら私のできる限りの努力を精一杯することだけを貫いていました。気がつくと、同期からは私の知らないところでライバル視されていて(部活中の私は練習に必死で、ライバル視されていたことは引退してから知りました)、最後の大会の主力メンバーに選んでもらい、大会では目標だった結果を残すことができました。

 これだ!と思いました。予備校で優秀な受講生と比べるのはやめよう、やっとそう思えました。元々ある差を比べたところで何も始まらないし、別に予備校で一番にならないと合格できないわけではないだろうし。私は私のやり方を貫こう、そう考えました。それからというもの、授業中の議論も怖くなくなり、答案だって思ってることをためらいなく書くことができるようになり、試験三日前でも「まだまだできることはある」と全く焦ることはありませんでした。

 と、ここまで読んで「ただのきれいごとだ」と思われた方もおられるでしょう。もちろん、このブログを書いているのは合格した後の私であり、「どうせ結果論だ」と言われても仕方のないタイミングです。しかし、逆境と向き合い乗り越えたのは、編入生活真っ只中の私です。

 

4、TOEICスコアの推移と勉強方法

 まず言っておかなければならないのは、神戸大に合格するには(TOEFLでも可。詳しくは募集要項をご覧になってください)少なくとも600後半は欲しいということです。

 私のスコアの推移は以下の通りです。

一回生12月455、3月450、二回生4月430、5月570、6月645、7月695

出願に間に合う7月の時点で、見事ギリッギリ合格可能性のあるスコアに到達しました。

 では、私がどんな勉強で点数を上げたのか。答えはいたってシンプルです。書店に売ってる売れていそうな参考書(但し、問題数多めで、解説がしっかりしてるものに限る)や単語帳や公式問題集を購入し、同じものを繰り返しやります。そうすると、リーディングはもちろんリスニングの会話でさえ何を言っているのか全て聞き取れるようになります。私はTOEICのスタートレベルが低かったので、まずは600点を目指そうって書いてある参考書から始めて、5月の570のあたりから公式問題集に取り組み始めました。また、私はリーディングよりもリスニングの方が伸びる気がしたのでリスニングの部分だけ通学中(バス、電車)で問題集を手にずっと聴いて、聞き取れない単語があれば確認し、公式問題集のリスニング部分をほぼ覚えるくらいにまでなっていたと思います。

 

5、英語(長文読解)の勉強法

 法学部の英語の筆記試験では、法学・政治学に関する内容の長文が出題されます。問題は基本全部和訳で、分量や時間の制約は受験校によって(あるいは年度によって)かなり違ってくるので注意してください。

 私は編入予備校の授業で使用するテキストと過去問(私の場合、英語の筆記試験があったのは名古屋大のみ)に取り組みました。わからない単語を調べながら時間をかけて(想像以上にかかります)和訳の練習をしていました。予備校では、模範答案をもらうことができるので、それを見ながら復習していました。ちなみに、予備校では法学・政治学の英単語が記載された単語帳も使用していました(これがかなり良いです)。

 また、私は紙辞書を使っていました。もちろん、電子辞書も持っていました。しかし、紙辞書はマーカーで線を引いたりできて記憶に残りそうなので(あと、ある映画の影響を受けて)編入時代は紙辞書を持ち歩いていました。編入試験では辞書持ち込み可の大学があります(従って持ち込み不可の大学もあるので募集要項あるいは受験票等をしっかりと読んでください)。私の受験した名古屋大は持ち込み可でした。私が紙辞書を使い始めたのは、名古屋大を受験するのを決める前だったので(受験を決めたのは出願締め切り一ヶ月前くらい?)、偶然でした。試験本番では、日頃から紙辞書を引いていたこともあり、普段電子辞書を使っている人よりはスムーズに単語を調べることができたのではないかと考えています。紙辞書か電子辞書かの判断は、好みで良いと思います。予備校でも紙辞書を使っている人はほとんどいなかったので、無理に紙辞書を使わなくていいとは思いますが、試験本番で紙辞書を使うのであれば、試験の一ヶ月くらい前から紙辞書を引くのに慣れておくことをお勧めします。最初は、単語を調べるのに時間がかかりますが、だんだん感覚がつかめてきて電子辞書とさほど時間は変わらないのでは。

 

6、法学の勉強法

 私はX大学の法学部だったので、一応法学の勉強をしていました。ただ、自分に合わない環境で勉強するのは非常に非効率的で、予備校の初回の授業から撃沈でした。それでも予備校で先生が配布してくださるレジュメや、お勧めの本(参考書については後述します)を頼りにとにかく知識を詰め込みました。この詰め込み作業がインプットです。詰め込む方法は人それぞれですが、私はレジュメと参考書をひたすら読み込んだり、それを単語帳にしたり、重要な語句の定義ノートを作ったりと工夫し、暗記に取り掛かりました。そして、次にアウトプット。詰め込んだ知識をもとに答案を作成します。答案の題材は過去問を使いました。答案の書き方は、①答案構成、②文章作成の順です。まず①答案構成で、どういう順序で文章を書いていくのか大雑把にメモしていきます。そのあとで②文章作成。答案構成通りに書いていくのが良いとは思いますが、書きながら「やっぱりこれも加えよう」とか変更もアリだと思います。

 ただ、気をつけていただきたいのは、編入試験はボールペンで、かつ、与えられる答案用紙の枚数に制約がある大学がほとんどだということです。つまり、文章を書きながら多少は変更できますがそれに頼るのは良くないと思います。ですから、①答案構成が超重要!となります。

 

7、政治学、一般教養(神戸大の小論文対策)の勉強法

 まず政治学について。政治学は、例年関西大で出題されています。私が受験した年は、神戸大の試験の次の日に関西大の試験があったので、ほとんど(いや全く)過去問を解きませんでした(だって神戸大で政治学でーへんもん)。だから特にこれを勉強したというものはないです。というか、政治学が苦手すぎて、政治学の参考書よんでもさっぱり意味がわからないというか。だから関西大の過去問を見ても、さっぱり何のことを聞いているのかわからないという状態でした。

 次に一般教養です。経済、政治、国際政治、教育、文化、とかあらゆる分野からの出題が予想されます。まずは過去問を見てみてください。一般教養は法学と同じように答案をたくさん書きました。過去問を見てもわからない時は、その分野についてネットや本で情報収集します。それだけでもかなり知識が増えていきます。私は、それに加えて予備校の友人と毎日一つの項目(例えば、アベノミクスについて)がどういうものなのかを簡潔にまとめて、LINEで送りあっていました。それを試験直前に確認すると良いと思います。実際に、友人と調べていたものの一つが、試験で出題されました(調べた内容は既に問題文に書いてあったので答案には使うことができませんでした(笑)でも、知ってることが出題されるって多少なりとも安心するものです)。一般教養の知識は、浅く広くといった感じで構わないと思うので、少しは勉強されることを勧めます。

 

8、各受験校の印象

 これから各受験校の印象について述べます。大学名の横に記載している割合は、私自身の「できた感」です。あくまでも私個人の感覚であり、実際の点数がどのようなものとなっているのかは不明です。合格者は、各科目平均しておよそ6−7割取ってるらしいです。

(1)神戸大:4割

①英語

 →TOEICスコア695。このスコアは、少なくとも予備校の中では底辺レベル。

②法学

 まず第1問。問題を目にした時、「一行問題ちゃうやん」が正直な感想です。法の行われ方は地盤によって変わる云々。私が答案で何を書いたのか、簡単にまとめてみました。

問題文3行目「また…」で区切り、前半と後半それぞれについて論述。

(前半部分)

・具体例…悪法(人権侵害、ナチスドイツのユダヤ人の迫害)

・たとえ法律があっても人権侵害を助長するものはダメ

・国民の反発を招く(法治主義が取られていた時代など)、国家の恣意的な処罰はダメ、国民の自由保障機能を害する

:前半のまとめ

→・この場合における地盤とは、法に対する国民の支持である。

・法律が十分な機能を果たすためには、国民がその法律を必要とし、それによって守られている、社会秩序が維持できているという気持ちが必要

・中世の王による罪刑専断主義、悪法

・結局社会秩序が乱れる

・近代市民革命がその証左

・筆者の言う法律が「行なわれない」ということになる。

(後半部分)

・具体例…労働基準法32条(1日8時間、週40時間の労働基準を規定)

・近年、過労死が横行

・法律があっても守られていないのが現状

・罰則規定があっても、それが十分に適用されていない

・過労死や違法労働…ブラック企業による

・損害賠償額が低いことも問題…ブラック企業は原告一人にしか払う必要がないから、一人に賠償して、その他多数の労働者に労働させたらいい。ブラック企業優位

:後半まとめ

→・この場合の地盤とは、国民の少数者を救済すべきとの人権意識の持ち方といえる。

・社会においては、少数者の声は届きにくく、少数者が排除される傾向にある

・過酷な労働を強いられる

・近年の例で言えば、性的マイノリティー

・同性婚を認めない法制度が運用されていることがその証左と言える。

私のこの答案が、どのくらいあっていて間違っているのか、今もなお不明です。従って、鵜吞みなさらないようにお願いします。

 続いて第2問。これは全く出来なかったというか、犯罪と不法行為の関係性が全く思いつきませんでした。ですので、ここは省きます。

③一般教養

 一般教養は、年度によってレベルが大きく変化します。私が受験した年度は、受験生間でさほど差は開かないだろうという内容です。過去問みてください。

(2)関西大:5−6割

①英語

 →TOEICスコア上に同じ。関西大は500以上が受験の要件でした。だから、受験生の中では真ん中か真ん中より少し上くらいかなという気がします。

②法学・政治学

 過去問を1度も解いていない関西大です。恐怖でした。でも、不思議なことに、前日受験した神戸大の問題と似ていました。

 まず法学は、法はあっても厳密に行われないことあるよね、例えば道路交通法とか、他は何があるかな?論述せよ、というような問題。前日に答案の練習ができているので、神戸大で書いた答案を簡潔にまとめる感じで書きました。

 次に私の苦手な政治学です。な、な、な、なんと!ラッキーなことに「ポピュリズム」という私の知っている単語が!キターーーーーー!って感じでしたね(笑)私は、ナチスドイツのユダヤ人迫害について答案に書きました(これもまた前日の神戸大の答案で使った内容ですよね)。おそらく、この問題じゃなかったら不合格だったと思います。これぞ幸運ってやつです。よって、リスクが高すぎるので、私の真似はしない方がいいと思います。しっかり、政治学について勉強して、過去問をじっくり解いて試験に挑んだ方が絶対に良いです。

 

(3)名古屋大:4割

まずは一次試験。

①英語

 初めての筆記試験。前述しましたが、紙辞書持ち込み可です。第1問、第2問ともに全文和訳問題。私は英文を大まかに区切り、ざっと目を通し分からない単語をチェックし、辞書で調べ、それから和訳、という順序で解いていきました(第1問、第2問ともに)。

 まず第1問。民主主義についてでした。それほど複雑な文法もなくすんなり訳せたと思います。

 第2問は、契約法についてでした。私は第1問で時間を多めに使ってしまって、焦りながら解く羽目になってしまいました。しかも、ところどころ文法が複雑で、余計に焦りました。最後の一文は、答案を完成させるために、一部ややこしい文法を省いた状態で(訳し方が分からなかった上に時間がなかったので)終えました。試験管の、試験終了の合図とともに文章を書き終えた記憶があります。

②小論文

 法学の知識を問う問題です。裁判員制度についての出題でした。私は、予備校の授業で裁判員制度の概要を勉強していたこともあり、自分の知っている知識に寄せて答案を書きました。何が正解なのかわからないので、なんとも言えないですね。

いよいよ二次試験、面接です。

 面接では、志望理由書の内容について細かく質問されます。私の場合、穏やかでも圧迫でもない、でも若干圧迫よりかなぁというような面接でした。恐れずとも、自分が志望理由書に書いたことを突き詰めて準備していればある程度は答えられます。分からないなら、「分かりません」と言って良いと思います。実際、私は、君は英語ができるのか、と質問され、特に英語に自信がなかったので「できません」と答えました。

 面接の準備として私が最も自分にとって役立ったと考えているのが、一人面接です。何それ?一人で面接官の役と自分自身の役を両方やります。自分の部屋とか、お風呂はもちろん、外出中や面接に向かう新幹線の中とか、あらゆる場所でやります。例えば、まず「何でこの職業なの?」と自分に問いかけ「〜〜という理由からです」と答えます。そうすると自然に自分に対する疑問が湧いてきて、どんどん質問できます。もし、すんなり答えられなかった場合は、その部分について言い方を変えたり、詳しく説明を付け加えたりと、準備ができますよね。一人面接ができそうにないという方は、家族でも、友人でも、頼れる人に面接練習をしてもらってください。きっと課題が見つかります。ちなみに、私は知っている人と面接練習をするのが異常に苦手なので一人面接が向いていました。

 

9、使用した参考書一覧

 以下に挙げるのは、私が編入生活で使用した参考書です。書店での購入or大学の図書館で借りることができるものばかりです。もっとも、列挙したものの全てを最初から最後まで読破したというわけではありません。勉強に必要な箇所だけかいつまんだ程度です。だから、「今からこんなに本を読む時間ない、落ちた」とか思わないでくださいね。私は本を読むのが人より遅いので、そもそも本を一生懸命読もうなんて思っていませんでした。私が優先したのは、インプットとアウトプットです。その上で、知識の補充や一般教養のためにちょっと読んだ程度です。もちろん、本を読むほうがすんなり理解できる派の方もいるので、好みの方を選んでください。

(1)英語

・TOEIC公式問題集

・『はじめての新TOEICテスト全パート総合対策』塚田幸光

・『TOEIC TEST 入門特急 とれる600点』TEX加藤

・『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』TEX加藤

・『チャート式 基礎からの新々総合英語』高橋潔

(2)法学

・『ウォーミングアップ法学』石田文彦

・『演習ノート 法学 第4版』水辺芳郎

・『伊藤真の憲法入門』伊藤真

・『伊藤真の日本一やさしい「憲法」の授業』伊藤真

・『憲法 第六版』芦部信喜

・『憲法判例集 第11版』野中俊彦・江橋崇

→判例は重要です。内容はもちろん、争点が何なのか理解してください。

・『民法(伊藤真ファーストトラックシリーズ2)』伊藤真/伊藤塾

(3)その他

・『渕元哲の政治学丸ごと講義生中継 第2版』渕元哲

・『演習ノート 政治学 第5版』岡沢憲芙

・『池上彰の政治の学校』池上彰

・『民主主義という不思議な仕組み』佐々木毅

・『現代政治学 第4版』加茂利男

・『国際政治学をつかむ 新版』村田晃嗣

・『文藝春秋オピニオン 2017年の論点100』文藝春秋

・『現代用語の基礎知識 2018』自由国民社

 

10、まとめと補足

 以上にのように…とかっこよく締めたいところで貼りますが、自由に書きすぎてまとめようがないです。

 私の文章力からもお分かりのように、私はただの凡人です。特別頭が良かったわけではないし、予備校でも期待の星ではなかったことは事実で、むしろ心配されていたと思います。それでも私はどん底(私にとってのどん底)から頂点(第一志望校に合格したという意味で)へと這い上がりました。

 編入は情報が少なく、未知の世界ですよね。だから、「編入とかよくわからん、難しそう」とか「どうせ私には合格できない」とか、諦めてしまう人が多いことと思います。諦めたらそこで試合終了!漫画スラムダンクの安西先生の言葉です。何かと理由つけて、やめたり逃げたり諦めるのは簡単です。でも、本当にそれで良いんですか?私のようなただの凡人がここまで来れた。諦めずに努力すれば、あなたも必ず頂点(あなた自身の目標達成という意味)へと辿り着けます。一度きりの人生、これだ、と思ったことはすぐに取りかかるべきです。やった後悔より、やらなかった後悔の方が大きいってよく聞くので、強く強く強くお伝えしたつもりです。お互い、人生悔いのないように生きましょうね!!!

 補足です。文章下手くそなので、抽象的な部分が多い上に、あえて抽象的に書いた部分があります。例えば、X大学とか、片方の親とか、私とか、…。ここまで読んでも、結局、X大学がどこで、片方の親とは父か母かどちらで、私の性別が何なのか、幾つか疑問が残りますよね。そこは、ご想像にお任せします。別に具体的にしたところで何か問題があるわけでもないのですが、変に色が付いてしまうと比較の対象になってしまって、「この人は男だから忍耐力があったんだ、女の私には到底かないっこない」なんて思われて、誰かの編入のチャンスを奪うと悲しいので、ここでは伏せておきます。ご了承願います。

 

 稚拙な文章をここまで読んでいただいたことに心から感謝します。

 

以上

 

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